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Mark-Almond - Monday Bluesong

マーク=アーモンド――ジョン・マークとジョニー・アーモンドによるデュオ。70年代初期、忘れがたい数枚のアルバムを残した、ということしか知らない。マークは歌とギター、ソングライティング。アーモンドは管楽器全般を演奏するマルチ・リード奏者。およそカテゴライズしづらい音楽性。フォーキーだけどジャズっぽくもあり、あらかじめ名づけられることを拒否したかのような、スタティックな「グッド・ミュージック」だ。それ以外、呼びようがない。

マイナーな存在。ファンは、ごく少数だろう。少なくとも1984年秋、彼らを覚えていたのは、ぼくの周囲でいまのバイト先の店主だけだった。この人とは、もう30年来の付き合いになる。あの日ぼくらは大阪発外回りの環状線に乗っていた。車内には、秋の穏やかな日差し。

会話の流れ関係なく、「マーク=アーモンド、ずっとタンテに置きっぱなしですよ」―ぼくがぽつりとつぶやくと、彼は眠そうな目をしばたたかせ「へえ奇遇だね。ぼくもだよ」と、こともなげに言ってのけた。えっ、椿事というか、もっと驚くよ普通。ヘレン・ケラーでも二度見するレベル。

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